帯状疱疹のワクチンを2回接種し終わりました~!
接種を検討し始めたのが昨年でしたから、1年かかってしまいましたが、終われてホっとしました。
帯状疱疹はワクチンで予防できると知って興味はあったものの、「2種類あるの、どっちを打つ?」「副反応はある?」「接種の流れは?」「本当に必要?」などなど不安も多く、なかなか踏み出せずにいました。
私が「帯状疱疹こわい!」「ワクチンどうしよう!」と悩んだ経緯は、こちらの記事で書いているので、良かったら読んでみてください♪
この記事では、実際に帯状疱疹ワクチンを2回接種した体験談をもとに、接種までの流れ、ワクチンの助成金、副反応、について書きます。
帯状疱疹のワクチン接種を検討している方のお役に立てば幸いです。
帯状疱疹ワクチンは2種類
ワクチンは2種類あります。
「高い方・安い方」なんて呼ばれたりもしています。
いきなり、「どっちにします?」って聞かれても、「どっちがいいの???」となって選べないですよね。
私が接種したのは「高い方(不活化ワクチン・シングリックス)」です。
理由は、予防効果が高さ。90~95%以上の確率で発症予防ができ、10年目でも80%と効果が高いです。
病院でもこちらをおススメされました。

ただ「高い方」と呼ばれるだけあって、接種費用がお高いんですね。しかも、2回接種。
2万2000円×2回接種=合計4万4000円
ううーん、気軽に出せる金額ではないですね。
私が接種するまでに1年かかったのも、費用にたじろいだからでした。
「じゃあ、安い方にする?」とも考えたのですが、安い方は予防効果が50~70%と、段違いです。
安物買いの銭失いにならないよう、どうせ接種するなら、確実に予防しておきたいものです。

こういう時のために節約がんばってるでしょう?って、自分に言い聞かせました(笑)
ワクチン費用の助成金がある!
安心してください。帯状疱疹のワクチンには助成金があります。
私の住む自治体では、50歳以上を対象に1回1万円×2回まで助成 されました。
助成の手続きは病院でやってくれるとのことで、手続き等の面倒なことはなし。
病院のお会計で12000円を払うだけでした。

助成の詳細については、自治体によって異なるようなので、自治体のホームページで、ぜひ確認してみてください。
今後、助成制度が変わるかもしれない?
これは、私が住む自治体での話ですが、今後、助成制度が変わるかもしれない、とのこと。
令和7年4月から、65歳以上を対象とした帯状疱疹のワクチンを定期予防接種化が始まるので、その影響によるとのこと。
自治体が言う「変わるかも」って、「助成額、増やします!」になるとは、ちょっと考えにくいですよね。
減額される前に接種しちゃおうと思ったのも、決断した理由の一つです。
それに、65歳以上ワクチンを定期予防接種化ということは、65歳からは帯状疱疹のリスクが跳ね上がる、帯状疱疹を発症してからの治療費よりも、ワクチン接種の方がコスパがいい ということです。
使える制度は使えるうちに、じゃんじゃん使って、自分を守っていきたいものです。
接種までの流れ
私が行った病院の場合の接種までの流れです。とても簡単でした。
- 病院で予約する
- 受付で問診票を書く
- 医師の問診~接種
- 30分程、受付で様子を見てから帰宅
帯状疱疹のワクチンは取り寄せで、1週間ほどかかるとのこと。
余裕をもって予約をとりたいです。
接種は仕事がない日がおススメ
帯状疱疹のワクチンには、副反応があります。
私の場合の副反応については後述しますが、仕事や大事な予定がある日の接種は避けた方が良いです。
私は金曜の夕方に接種して、土日は家でおとなしくすることで乗り切りました。
少なくとも接種後1日は、副反応の日として用意することをおススメします。
シンジリックスは2回接種
シングリックスはコロナのワクチンと同じように、2回接種です。
1回目と2回目の接種の間を、2カ月以上開ける必要があります。
仕事の予定や副反応、予算のことを含めても、長い目で見て予定を立てたいですね。
帯状疱疹ワクチンの副反応はどんなもの?
帯状疱疹のワクチンには副反応があります。
個人差があるとは思いますが、私の場合は次の2つが出ました。
- 筋肉注射の腕の痛み
- 倦怠感
コロナのワクチンの軽い版だと考えていただければ、わかりやすいかと思います。
1回目の接種に比べると、2回目の接種の時の方が軽かったです。
病院の先生も「2回目の副反応が1回目より重いという話は、あまり聞かない」と言っていました。
腕の痛み
接種後1~2時間後くらいから、じわじわと腕が痛くなってきます。
腕から肩全体にかけて重だるくなって、腕があげにくくなりました。
料理しにくかったので、簡単に食べられるものを用意しておけば良かったな~と思いました。

私は2回とも何も用意してなくて後悔したので、みなさんは気を付けてください♪
倦怠感
全身の倦怠感がすごかったです。
熱は出なかったのですが、とにかくダルくて何もやる気になれず、1回目の接種の時は、土日2日間、ひたすら横になっていました。
とても、仕事できる状態ではなかったですね。家事もちょっと・・・頑張ればできるけど、できれば横になっていたい、という感じでした。
2回目の時は、倦怠感は土曜日だけでした。
基本おとなしくしてましたが、本を読んだり、ゆっくり家事できるぐらいには動けました。
でも、だるくて、ぼんやりしてしまうので、仕事は無理だろうなと思いました。
日曜にはほぼ元気になっていました。
認知症予防との関連性
接種後にこちらの記事を知りました。
帯状疱疹のワクチンに使われている成分の一部が、認知症予防にも効果があるのではないか? とのこと。
まだまだ検証が必要とのことですが、もしも認知症予防にも効果があったら、ダブルで嬉しいですよね。
私は老後もおひとりさま予定なので、認知症はなるべく避けたい・・・

今回のワクチンで認知症も予防してくれたらなーなんて、お気楽なことを考えています(笑)
ちなみに、効果があるとみられているのは「高い方(シンジリックス)」の方だけとのことです。
高い方にしておいて良かった~!
帯状疱疹こわい!という気持ちが和らいだ
以上が、私の帯状疱疹ワクチンの体験談となります。
副反応はちょっと辛かったですし、助成金があるとはいえ費用も気になりましたが、総じて接種して良かったです。
ちゃんと対策したんだから、あとはどんとこい! と覚悟が決まって、帯状疱疹こわい! って気持ちが和らいだことが、一番の成果かなと思います。
年齢を重ねるにつれて、健康に対する心配が増えていきますが、ひとつずつ対策していくことで心配を倒して、楽しく暮らしていきたいものです。