防災リュックや災害時の備え、できていますか?
日々の暮らしに追われて「そのうちやろう」と後回しにしがちです。
助け合える家族がいない一人暮らし・おひとり様こそ、いざという時の備えが大事です。
今回は、家に眠っている物や100円ショップ等のアイテムも組み合わせながら、防災リュックを作ります。
いざという時の準備を完璧に備えることは難しいです。
だから、まずは手近なところから、災害の備えの第一歩目を踏み出してみよう、という試みです。
少しでも用意しただけでも、安心感が生まれます。
家の中にあるもので作るならすぐにできるし、捨て活にもなって一石二鳥です♪

実際、私の中途半端な防災リュックでも、出来上がったら安心感が半端なかった!
9月1日の防災の日を機に「そのうちやろう」を卒業しましょう!
もちろん、販売されている防災リュックを買ってしまえば、手早く安心するのも良きです。
防災リュック(避難期間3日想定)
『避難する時に持ち出す物』として、避難期間3日間程度を想定して詰めた防災リュックと、枕元に置いて、さっと持ち出せる緊急持ち出し用バッグとに分けて準備をします。
まずは防災リュックから。
リュック
まずはリュック、入れ物が必要ですね。
家に大きめのリュックがあれば、それを使えばいいと思います。
わが家にはなかったので、これを買いました。
お手頃価格で、軽いし、ポケットもたくあんあるし、容量も大きくて良かったです。
いざとしない時にも使えるのも、いいなと思いました。
水(500mlペットボトル×4本程度)
賞味期限が5年・10年と長い、災害用の水もありますが、ひとまずスーパーで買った安いもので良いと思います。
写真は2リットルのものですが、運びやすさ・扱いやすさを考えると、500mlペットボトルを複数本入れるのが良いですね。
たくさん入れるとリュックが重くなってしまうので、本数に注意です。

避難食(アルファ米)、箸・フォーク類
避難食は、ふるさと納税でアルファ米3日分セットを買いました。
白飯・わかめご飯・ひじきご飯・おこわの4種類入って、賞味期限も5年で安心です。

忘れずに箸・フォーク類も入れておきましょう。
コンビニでもらったやつで十分ですね。

簡易トイレ

8回分入って550円の簡易トイレを、100均(キャンドゥ)で購入しました。
10回分等、回数の多い物も売ってましたが、あまり大きいとリュックを圧迫してしまうので、ほどほどに。
簡易トイレは、トイレが壊れた時や、車に入れておいてもいいですし、アウトドアにも使えそうですね。
トイレットペーパー・ティッシュペーパー
トイレときたら、トイレットペーパーも必要ですね。
ティッシュペーパーも、家にあるポケットティッシュ類でいいので、入れておきましょう。


衛生用品(除菌スプレー・ウェットティッシュ等)
コロナの時にもらった除菌スプレーを、ひとまず詰めました。
ウェットティッシュもあったらいいかもしれません。石鹸もいれておこうかなあ。

衣類・タオル類
ひとまず、捨てようと思っていたバスタオルと、未開封のTシャツを入れました。

これは犬型ハンドタオル。
捨てようとしたものですが、これも防災リュックに入れることにしました。
癒しグッズもあった方がいいかなって。

傘・レインコート等 雨対策グッズ
ひとまず、折り畳み傘を入れました。(これも傘を新調したので、捨てようとしていたものです)
レインコートは100均で買ったものを、緊急持ち出し用バッグに入れます。

履物類(靴・スリッパ)
使ってないスリッパがあったので、入れておきます。
あとは、靴底が丈夫な靴があるといいらしいですが・・・リュックに入れるのが正解なのか、玄関や枕元に置くべきなのか・・・

防災マニュアル
東京都で配布された防災マニュアル。
左の古い方をリュックに入れ、右の新しい方は手に取って見れる場所に置いておくことにしました。
このマニュアルには、災害の備える情報はもちろんですが、実際に災害に会った時の対処法や便利情報がたくさん書いてありました。
東京都のサイトには電子版もあるので、スマホにダウンロードしておくのも良いですが、停電や電波が止まることもあります。紙でも見れれば安心ですね。

ここまで詰めたところで、リュックがパツパツになったので、ひとまず打ち止めました。
出来上がった防災リュックは、下駄箱の中に入れておきます。

防災リュックに入れた方が良さそうなもの
今回、用意がなくリュックに入れられませんでしたが、次のようなあると良さそうです。
- ビタミン剤
ビタミン不足で口内炎が辛かったという情報を、SNSで見かけました。 - タンパク質
プロテインバーとか、サバ缶とか? - 甘いもの
心の支えに・・・羊羹とかいいかも。 - 下着類・靴下類
洗濯できないかもしれないから、あったほうが良さそう - 防寒できるもの
長袖や、羽織れるもの。ユニクロのウルトラライトダウン位、小さくたためるものがあればいいかも。 - 紙コップ、紙皿類
- モバイルバッテリー
- ラジオ
- 懐中電灯
- 常備薬
- マスク
- 救急セット
- カイロ
- 軍手
- 生理用品・尿漏れパッド等
緊急持ち出し用バッグ
緊急持ち出し用バッグは、枕元に置いておいて、夜間に災害に遭った時でも素早く対応できるようにするものです。
避難時には、緊急持ち出し用バッグと防災リュックの2つを持ち出すことを、イメージしています。
なんでもリュックに入れてしまうと、被災直後に使いたいものが、さっと取り出せなくなりそうです。
究極、防災リュックを持ち出せない可能性も考え、身軽に動けるような、最低限の物だけを入れておきます。

これが正しいかわからないけど・・・困難は分割せよと言いますからね
現金(千円札・小銭)
災害時、クレジットカードも電子マネーも使えなくなれば、現金が必需品になります。
ひとまず数千円を、なんとなく捨てられずにいた、シナモンちゃんの袋に入れました。
小銭もできたら入れておこうと思います。
最近はほとんどキャッシュレス決済なので、現金って意識しないと用意できないですね。

ホイッスル・笛
眠っている間に被災し、動けなくなった時にも救助隊に合図できるよう、ホイッスルがあるといいと聞きました。
実際、冷静に笛を吹けるかはわかりませんが、だからこそ用意しておいて、いざという時のイメージしておきたいです。
ホイッスルもキャンドゥで買いました。
小さいので、これまた家の整理してたら出てきた、謎の織田信長ストラップをつけました。
強そうだし、守ってくれそうだし。

余談ですが、友人は部屋を片付けてたら、謎のサンバホイッスルが出てきたそうです。
買う前に、まずは部屋の片付けをしてはいかがでしょう?
あなたの家にもあるかもしれませんよ、サンバホイッスル。
携帯用ブランケット・レインコート
寒さと雨対策に。本格的なものは、防災リュックに入れるとして、緊急持ち出し用バッグには、コンパクトなタイプを入れておきます。
これもキャンドゥで買いました。
手のひらに収まるサイズ感で、軽くていいです。外出時のバッグに入れてもいいかも。

懐中電灯
こちらもキャンドゥで購入。手のひらサイズの小さなものです。
なぜかうちに単3電池がたくさんあったので、予備として多めに入れておきます。
いざという時にさっと使えるよう、点灯するテストもしました。
電池も詰めておいて、電流が流れないように工夫をしておくと良さそうです。

以上を、余っていた巾着袋に入れました。
袋は中身が見えるビニール製の方がいいかもしれませんが、ひとまずはこれで。
ホイッスルが小さくて見つけられにくそうだなと思ったので、袋の表側に付けておきました。
こうして見ると、信長ストラップ、頼もしい!

緊急用避難バッグに入れた方が良さそうなもの
- 携帯用ヘルメット・防空頭巾
持ってないから買わないとですね・・・最近はおしゃれなものもあるようですね。
- 筆記用具
- 保険証のコピー
- 緊急連絡先を書いたメモ
- 靴
夜被災した時、はだしで歩いて思わぬ怪我をしないよう、枕元に置いておくといいそうです。
特に、底が厚いものだとよいとか。
最近、履かなくなったスニーカーを置いておこうと思います。
毎年9月1日に、中身を見直していこう
以上、防災リュック&緊急用持ち出しバッグ作りは、ひとまずここで終了です。
作りながら「あれも入れた方がいいかも?」出てきたので、今後も少しずつ用意していこうと思います。
そして、毎年9月1日に、中身を見直します。
保存食の賞味期限を確認したり、足りないものはないかを確認したり、懐中電灯や機械類がちゃんと動くかどうかの、確認もした方が良さそうです。
災害時に必要なものは、家族構成や健康状態、ライフスタイル等によって異なります。
自分にとって何が必要かを見極めていくためにも、年に1回の見直しやっていきたいです。
また、今回準備したのは、避難所に行く場合の防災リュックでしたが、自宅避難の可能性もあります。
備蓄食や、ガスや電気が止まった時にどうするか等にも、備えておかないといけませんね・・・

完璧にやろうとすると、途方にくれてしまうので、一つずつやっていこうと思います。
「〇〇の準備も必要だよ!」や「◇◇もあるといいよ!」等ありましたら、コメント欄で教えていただけたら、嬉しいです。
補足:避難場所・避難ルートの確認
自分が住んでいる自治体の避難場所や、避難ルートも確認しておきましょう。
私は今住んでいる部屋に引っ越してきて以来、避難場所を確認していなかったことを思い出しました。
これを機に、確認しておこうと思います。

危なかった・・・防災の日は、大切なことを思い出させてくれます
防災関連リンク
今回の記事を書くにあたり、いろんな防災関連のサイトを参考にしたので、リンクを置いておきます。
コメント