THE LAST PIECE(ラスピ)が、金曜日の楽しみ
最近の楽しみは金曜日に配信される、THE LAST PIECE(ラストピース 通称:ラスピ)。
ラスピは、BE:FIRST、MAZZEL、HANAを輩出した、SKY-HIさん率いるBMSGが主催するオーディション。
今回は10代限定ということで、下は13歳から最年長20歳までの子たちが参加している。
タイプロ、ノノガと2つのオーディション番組を完走した私は、ラスピも配信第1回から見ています。
オーディション番組が好きになったわけではないけれど、少なくともノノガを見る限り、SKY-HIさんはビジネスありきで若い子たちを無下に振り回したりはしないだろう、という安心感があってみています。
大人でも少年でもない、存在が曖昧なようで一番感受性が鋭い期間。
どんな年代だって一生に一度しかないけれど、10代の時間は特別で、人生で二度と味わえない貴重な時間だと思う。
自分の年齢を必要以上に卑下したり、もう年だから・・・と老けこむ必要はないと思うけれど、50代の自分がとっくに諦めたものを、現在進行形で大切に持っている彼らが、夢にひたむきに進んだり、迷ったり悩んだりする姿を、とても微笑ましく、まぶしく見ている。
人生で一番貴重な時間を見させていただいて、ありがた~い!
しかもロケ地が学校だったり、海だったりで、絵面がいちいちエモい。

みんな、キラキラしてて、まぶしいんですわ~!
で、先日アップされた、Ep6.5でちょっと考えさせられた。
Ep6.5では、参加者全員が「5年後・10年後、どんなアーティストになっていたいか?」をテーマに、歌詞・ラップを制作し、それをパフォーマンスする、というもの。
デビューしたい、東京ドームに立ちたい、ステージで輝きたい、などなどを力強く歌う少年たちの姿を見ながら、ふと思った。
これ、エンタメとしてのんきに見ていていんだろうか?
結構、他人事ではないんじゃないかって。
5年後・10年後の自分って?
40代くらいから、昨日と同じ今日を繰り返すようになった。
新しいことを始める若さはもうないし、今から冒険もしたくないし、今、そこそこうまくいってるなら、それでいいじゃんって。
自分なりに一生懸命生きてきたし、それなりに努力もしてきたつもりだし、新しく挑戦したこともあったけど、おおむね、40代の自分から、大きく変わらないまま50代になった気がする。
40~50代の10年は、それでよかったかもしれない。
でも、この先の10年、60代に向けては、同じでいいんだろうか?
50代になってから、体力の落ち込みや体調の変化を感じる。
仕事だって、今と同じようなペースで働くというわけにいかないだろう。
それに、今は賃貸物件に住んでいるけれど、60代の私に部屋は借りられるんだろうか?
50代と同じつもりで10年暮らして60代になったら、結構、詰むんじゃないかって。
家計の見直しもしたし、NISAも始めたし、着々と60代を迎える準備をしてきたつもりだったけど、
どこかまだ甘いというか、解像度が低すぎるんじゃないかって。
60代の自分がどこで暮らして、どんな仕事をして、どんな毎日を過ごしていれば幸せなのか?
もっともっと具体的に考えて、今から準備しなきゃいけないんじゃないかなーって、痛感しました。
SKY-HIさんは言う。
『未来への想像が具体的になればなるほど、自分の行動もそれに近づく』
『良い人生にしよう!』
私はデビューしないし、東京ドームにも立たないし、ステージにも上がらないけど、
せめて、「良い人生だな~」って言える60代を迎えられるよう、今からしっかり準備していきたいです。

ぼけーっとしたら、10年なんてあっという間だよ。がんばろう
ラスピの推しとか、配信の感想とかも、また書きたいです。