1日1.5食は暮らしをラクにする新習慣!
「料理が苦手」
「毎日の献立に悩む」
「自炊が面倒で、つい外食してしまう」
そんな風に感じている料理苦手な方、ひとり暮らしの方、40代・50代にこそおすすめなのが、1日1.5食生活です。
1.5食生活とは1日の食事を、きちんと食べる1食+プロテインとちょっとした軽食の 0.5食 にすること。
食事の回数が減ることで、食費、料理にかける時間やストレスが、大幅に削減できます。
さらに、最近注目されている 16時間断食が無理なく取り入れることができ、オートファジー効果によって、ダイエットや健康面でのプラスも期待できます。
この記事では、 1日1.5食のメリット・デメリット、具体的な実践方法、1.5食生活を10年続けた私の体験談をまとめます。
1日3食は「思い込み」かも?
私たちは「1日3食が当たり前」と思い込んでいますが、実はそれほど古い習慣ではありません。
日本で1日3食が始まったのは江戸時代、一般的に定着したのは明治時代とのこと。
江戸時代・明治時代とは違い、現代の食事はカロリーの宝庫。
体を動かす仕事の方ならともかく、デスクワークの方や、カロリーの代謝が落ちてくる40代・50代にとって、1日3食はカロリー過多になっている可能性があります。
また、食べ過ぎが、生活習慣病や体調不良の引き金になっているかもしれません。

40代・50代になって痩せにくい、具合がわるくなるのは、こういうメカニズムなのかも……
食事回数を減らすことのメリット
節約になる!
単純に食事が減る分、食費が浮きます。
買い物へ行く回数自体が減るので、ついで買い等も抑えられました。
特に、コンビニに行かなくなったことが大きいです。外食もしなくなりました。

今は、友人と一緒の時しか外食はしません。
食費というより、交際費になりました。
料理に対する手間・時間・ストレスが大幅に削減できる!
これも単純に、食事の回数を減らした分だけ、料理に対する手間・時間が削減できます。
私は料理が苦手なので「何を食べよう?」を考えるストレスから解放されたことは、かなり大きいです。
料理の回数も減るので、費やしていた時間も削減できます。
苦手なことに払っていた時間を、好きな時間に充てられて、QOLが爆上がりしました。

体調が良くなり、行動的になった!
私が1日1.5食を始めたきっかけが、「昼食を食べた後の、強烈な眠気」でした。
血糖値スパイクってやつですね。
眠気を抑えるために、コーヒーをガブ飲みする。
胃も重いし、ぐったりもしてくる・・・やっと、眠気が収まるのは15時頃。
こんな調子で、午後の仕事に集中できるはずもなく、残業に。
ヘトヘトになって帰宅してから、自炊なんかするはずもなく、コンビニ飯か外食へ・・・完全に負のスパイラルに陥っていました。
でもある日、ふと気づいたんです。

昼、食べなきゃいいんじゃない??
試しに昼食を抜いたところ、眠くならないし、胃も重くならず、ぐったりもしませんでした。
私にとって「昼食をきっちり食べる」ことは、食べ過ぎで、体に合っていなかったんです。
さすがにお腹はすくので、昼はプロテイン+αの「0.5食」というスタイルになりました。
以来、昼は0.5食を続けていますが、きっちり食べていた頃の眠気・倦怠感・胃の重さは感じません。
仕事にも集中できて残業も減りましたし、帰宅後も積極的に行動するようにもなりました。
無理なく16時間断食になり、ダイエット・健康効果が期待できる!
16時間断食とは、1日のうち食べない時間を16時間連続で取ること。
空腹状態が続くことで、胃腸を休ませることができます。
また、体の細胞内の老廃物を分解し、新しく生まれ変わらせる「オートファジー」という機能が働きやすくなり、体調改善やダイエットにもつながります。
1日1.5食にすると、無理なく16時間断食の状態を作りやすくなります。
12時~20時までの8時間の間に、1.5食を食べ終えればいいわけです。

私は12時に0.5食、19時に1食を採っています。
昼に仕事や友人と食事の予定が入った場合は、夜を0.5食にします。
この生活にしてから、3キロ痩せました。
運動量は変わっていませんから、食事回数が減る → 摂取カロリーが減る → 更にオートファジー機能のおかげかなと思っています。
体調不良もほとんどなくなりました。お肌の調子もいいです♪
1日1.5食 導入へのステップ
1日1.5食は、いきなり導入する必要はありません。
自分の体調や、ライフスタイルに合わせて調整しながら、徐々に移行していくのが良いと思います。
抜いても大丈夫な食事を見極める
まずは、朝・昼・夜のうち、抜いても大丈夫な食事はどこかを見極めます。
人によって
「朝は食べないと力が出ない!」
「昼は職場の人とのランチが断りづらい!」
「夜は家族と一緒の夕食だから、一人だけ食べないのは無理!」
等、事情があると思います。
ご自身の生活スタイルに合わせて
- 完全に抜いても大丈夫な食事(1食)
- 多少、お腹に入れば、その後なんとかなる食事(0.5食)
に、分けます。

私は朝を抜いています。
もともと、朝食をきちんと食べないことが多かったので、スムーズに移行できました。
休日等に試してみる
1食と0.5食をどこで採るのかを決めたら、休日に試してみましょう。
0.5食の部分も、いきなりプロテインだけにするのではなく、お米を抜いてみるとか、おかずを減らすとか、量を減らすところから始めてみるのも良いです。
毎日が無理なら、1日おきでもいいと思います。
様子を見ながら、徐々に1.5食へと移行していきます。

私はいきなり始めちゃったので(笑)
慣れるまで、めちゃくちゃ空腹でしんどかったです
0.5食にプロテインを選ぶ理由
たんぱく質が不足しやすいから
40代・50代になると、筋肉量は加齢とともに減っていきます。
筋肉を維持するにはタンパク質が欠かせませんが、食事の回数を減らすとタンパク質の摂取量も不足しやすくなってしまいます。
プロテインなら、手軽に、効率的にタンパク質を摂取することができます。
また、タンパク質は筋肉だけでなく、髪・肌・爪などの材料にもなる栄養素です。
美容の面でも、タンパク質は積極的に取っていきたいですね。

コスパならぬ、たんぱく質パ(フォーマンス)を上げようってことです!
腹持ちがいい!
昼にパンやパスタ食べて、すぐお腹すいちゃったってこと、ありませんか?
タンパク質は消化吸収に時間がかかるため、炭水化物よりも腹持ちが良いんです。
混ぜるだけで準備ができて手軽だから
プロテインは、水や牛乳で混ぜるだけで出来上がります。
手軽ですし、かなりの時短になります。
朝の出勤前や疲れて帰ってきた夜でも、大きな手間をかけずに準備も終わります。
シェイカーにプロテインを入れた状態なら持ち歩くことができるので、職場や外出先でも取れますね。
ちなみにこちらは、私が毎日飲んでいるプロテインドリンク。
体に良さそうなものをドバドバ入れて、腹持ちがめちゃくちゃいいです!
残念ながら、出先には持ち出せませんが(笑)

- プロテイン
- 甘酒(150ml)
- 豆乳(150ml)
- ココアパウダー
- アマニ油
- スキムミルク
プロテインの選び方
プロテインには、大きく分けて3種類があります。
- ホエイ(牛乳ベース) 吸収が速い。運動後に最適
- カゼイン(牛乳ベース)吸収がゆっくり。腹持ちがいい
- ソイ(大豆ベース)
牛乳が大丈夫でしたら、牛乳ベースのどちらかを選ぶといいです。
ソイプロテインは、牛乳がダメな方向けです。
女性は大豆の摂取量に注意が必要です。
ソイプロテインを選ぶ場合は、他の食事では大豆食品を採らないことで、バランスを取りましょう。
参考までに、私が購入しているプロテインも載せておきますが、最初は近所のドラッグストアに置いてあるプロテインを試してみるのがよいと思います。
味もチョコ味・抹茶味等、色々あるので、好みにあうものを選びましょう。
好きな味の方が、続けやすいですから!
+αには、果物がおススメ!
プロテインと一緒に取るものとしては果物、特にバナナがおススメです!
糖分や繊維質もとれて、腹持ち面・脳へ栄養を与える意味でも、超おススメです。
他にはこんなものもおススメですが、食べ過ぎない+夕方まで持つなら、なんでもいいと思います!
- キウイ
- アボカド
- りんご
- トースト1枚
- ゆで卵 ・・・etc
また、空腹がつらければ、無理せず「ナッツ」等、腹持ちのよい間食を採っても大丈夫です。
1日1回の食事がめちゃくちゃ楽しみになる!
そして、1回の食事の方ですが、こちらはルールはありません!
好きなものを食べましょう!
もちろん、野菜やタンパク質等、栄養バランスが良いに越したことはありませんし、食べ過ぎには注意です。
不思議なもので、1日1回しか食べられないとなると、食事がめちゃくちゃ楽しみになるんですよ。

今日が地球最後の日にだとしたら、何を食べる?
と聞かれた時の感じに似てます。
1.5食を始める前は、「何食べるか考えたくない!」「食事の準備面倒!」って言ってた私ですら、楽しみになっています。
食事の回数を減らしたことで、1食の価値が上がったのだと思います。
ちょっと、捨て活に似てます。
今では、いかに好きなものを、美味しく食べるか? を考えるのが楽しいです。
こちらは、先日、漬け丼を作った時の記事です。
作ってる最中から、食べるのが楽しみすぎて、ブログにまで買いちゃいました(笑)
まとめ
- 1日1.5食生活は「節約」「料理ストレス減」「健康」の三拍子が揃うライフスタイル
- 「1日3食は当たり前」という思い込みを外せば、自分に合った暮らし方ができる
- まずは無理せず、気楽に取り入れてみることが大切
コメント