timeleszの新メンバーが、ついに決まりましたね。
見終わって、今もまだ呆然としていますが、今のうちに感想を書いておこうと思います。
新メンバーに対する感想
新しく選ばれた5人を眺めて、「timleszに染まれる人を選んだんだな」という印象でした。
まだ、何も持っていない、何色にも染まれそうな3人。
寺西君と原君は、どんな色にもなれるスキルと経験がありますからね。
既に確固たる個性が確立されていている3人とは、袂を分かった形になりました。
野球チームで例えると、即戦力の外国人をいれて手っ取り早くチームの強化を測るのではなく、
高校野球のルーキーたちと、0からチームを作っていくことにしたのかな、と。
「茨の道だとわかってても、行かなきゃならない時はあるさ」
Anthemの歌詞にあるように、timleszの3人は楽な道を選ばなかった、ということかなあと思いました。
順位付けについて
タイプロではずっと、順位付けについて度々言及されていましたが、個人的には疑問に思っていませんでした。
順位はあくまで「その段階のパフォーマンスに対する評価であって、メンバー入りを保障するものではない」という位置づけだったと思います。
5次審査ではロイ君が1番輝いていたよ、という意味の1位であって、
メンバー入り第一候補ではない、というのはわかっていたのですが・・・
やっぱりどこかに「1位なんだから、ロイ君は当然入るでしょ!」と思っていたようで。
1位で浜川君が呼ばれなかった時点で、あれあれあれ??? と混乱している間に、5人のメンバーの発表が終わっていました。
本多くんとのあくんは、若干覚悟していたのですが、推しの篠塚君、猪俣君が選ばれた喜びよりも、ロイ君が入らなかった衝撃の方が大きくて・・・
でも、冷静に見てみると、橋本君が1位に躍り出た以外は、概ね5次審査の順位通りでしたね。
浜川路己くん、本多大夢くんの強さ
一瞬、「勝利さん、あんなに路己くんの扉をノックし続けていたのに、路己くんを手放すの!?!? うそでしょ!?!?」と思ったのですが、お別れの時の勝利君の言葉、表情が・・・・切なかったというか。
君は自分を越えていける人だから、ここでお別れしよう、という、熱烈な告白に聞こえました。
ロイ君もそれをわかっているような、穏やかな微笑みでしたね・・・
ロイ君、本多くんが、泣くこともせず、どこかさっぱりした表情で立っているのを見て、この2人は、自分の輝きをわかっているのだなと、感じました。
ある意味、どこでもやっていける自負があるというか、むしろ、いつか、timleszの前に立ちはだかりますとでもいうような。
むしろ「あれだけ手をかけたのに!?」と疑問を呈する方が、彼らにとって失礼ではないかと感じるくらい、潔い佇まいでした。
いや、裏でめちゃくちゃ泣いてるかもしれないけどさ・・・そういう隙を見せない、武士みたいでした。
とはいえ、泣きじゃくっていたのあくんが弱いと言いたいわけではないんですよ。
のあくんは都度、感情を爆発できて、自分の内面を恥ずかしがらずに伝えられる彼も、強いですよね。
世界にはばたくアーティストになりそう。
どこかで輝いてほしい・・・とは思うけれど
でもさ、timeleszで輝きたくて集った人たちなんだよね。今回の3人に限らず、いままでお別れしてきた人たちも。
そんな人たちに、どこか別の場所で輝いてほしい、というのは、外野の勝手な感傷だなと思ったりもする
彼らにも人生があり、タイミングがあり、挑戦し続けることがしんどく感じる時だってある。
でも、それでも「どこかで輝いて」と祈らずにはいられないほど、ここで終わるのは惜しいと思える人たちでした。
アイドルって、今生きている人間を推すって、一瞬のきらめきを見守ることで。
Jr黄金期の悲喜こもごもを見守っていた時もそうでしたが、画面の前で座って見ているだけなのに、とてもしんどい。
それでも、目をそらさずにいられないのは、それだけ彼らの輝きが眩しいからなんでしょうね。
流れ星が去って行ったような寂しさ
流れ星が去った後のような寂しさを感じています。
篠塚君がずっと「タイプロは青春」と言っていましたが、ただ配信を見ているだけの私にとっても青春だったんだなと。
流れ星も青春も一瞬で過ぎ去って、timelszにとってはこれからが本番ですね。
どんなグループになっていくのか、これまでお別れした人たちが、どこかで旗を掲げている日を祈りながら、見守りたいと思います。